[漫画] バガボンド “1~37巻”

タイトル:バガボンド
読み:Vagabond

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“読む前は、いわゆる男性向けで戦闘シーンが多くグロめの漫画かと思っていました。しかし、読んでみると生きていく上での苦しさや切なさがそれぞれの登場人物で表現されていてとても共感できます。特に好きなのは又八です。多分、又八は誰の心にもある弱い部分の象徴として描かれていると思います。又八が最後にどのような人になっているのかが今から楽しみです。"
オススメ度:★★★★★ (名無しのZipper)

“宮本武蔵の物語になりますが、スラムダンクを書いた作者だけあって各キャラの心情をしっかりと表現されています。
宮本武蔵がどのように天下無双を目指し、葛藤しながらも前に進む姿には勇気づけられました。
また、戦シーンでは迫力のあるタッチやスピード感があります。
その描き方は他の戦国物にはない独特のものがあり、痛みなどがこちらにも伝わってくるような感覚でした。
次巻が楽しになる作品です。"
オススメ度:★★★★☆ (名無しのZipper)

“「スラムダンク」「リアル」の作者である井上雄彦先生の漫画であり、原作は吉川英治著「宮本武蔵」。特筆すべきなのは作画の際にGペンだけでなく筆を使用しているため、髪の毛の1本1本まで躍動感を感じることができ、同時に圧倒的な没入感を感じることができます。タイトルの「バガボンド」は英語で「放浪者」「漂白者」の意味であり、この意味が物語の中で2人の主人公の物語に大きく関係してくる。主人公の宮本武蔵が作州宮本村から飛び出し、関ヶ原の合戦後、名だたる武芸者や達人と命のやり取りをしながら、「天下無双」を目指していく。歴史上でも有名な吉岡道場、宝蔵院、柳生、宍戸梅軒との立会いを繰り返す中で、「天下無双」とは何か。父の記憶と自身の経験から得た「天下無双」の違いや柳生石舟斎との出会いから、自身の中での「天下無双」へと近づいていく。また、あるところではもう一人の主人公である佐々木小次郎は、父である佐々木佐康が敵軍の侵攻により、自害するが息子の小次郎だけは無事に逃がそうと、剣術の師であった鐘巻流剣術の始祖である鐘巻自斎に託した。師である鐘巻自斎は、弟子である伊藤一刀斎に覇気に押され、自身の剣の道が終わりお迎えたと感じている時であった。しかし、小次郎と出会うことで、残りの生涯を小次郎に捧げると決め、村の夫婦の助けを得ながら、なんとか育てていく。ある日、弟子であった伊藤一刀斎に会い、小次郎が聾唖であることに気づかされる。他人に興味がないと言われ、失意の中、村で不動様と恐れられている謎の剣士、不動幽月斎を切ってくれと村長から頼まれる。なんとか不動を切り、村でも認められた鐘巻自斎は剣術道場を始めるが、小次郎には一切教えず、剣の道から遠ざけようとする。しかし、再び伊藤一刀斎との出会いで、内に秘めている虎を見抜かれ、伊藤一刀斎と旅に出ることとなる。時は関ヶ原の合戦後、佐々木小次郎も武蔵と同じく合戦場で、落人狩りから逃れつつ、昼夜問わず人と会話するように切り結んでいく。そこで巨雲との戦いを経て、更に旅は続いていく。生まれも境遇も全く異なる2人は同じく「放浪」しながら、次第に天下無双と呼ばれ、後に巌流島と呼ばれる島がある小倉へと足を運ぶこととなる。「放浪者」である2人の人生を宮本武蔵では、柳生石舟斎、宝蔵院胤栄、沢庵坊などのキーパーソンから自分の人生について、天下無双とは、剣とは、答えを探しながら、佐々木小次郎は人と対話する手段が剣と性交しかないが、聾唖であることから自身との対話、剣との対話から、2人は導かれるように殺し合いの螺旋を歩んでいく。"
オススメ度:★★★★★ (名無しのZipper)

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筆者:zipper